「宇治市」と聞かれてまずイメージに思い浮かぶのは、10円玉硬貨の裏の「平等院鳳凰堂」「お茶の産地」「京都市の次に大きな市」といったところかと思います。
もう一つ、宇治市は紫式部が書いた源氏物語全五十四帖の最後の十帖は宇治を主な主題にしており、通称「宇治十帖」と呼ばれている舞台でも有名です。ここでは、源氏物語の歴史舞台が現在も宇治市にどのように根付いているかをご説明させていただきたいと思います。
1 宇治十帖の編名・舞台は下記になります。
【第四十五帖・橋姫(はしひめ)】
宇治橋西詰にある橋姫神社が橋姫の古跡です。
【第四十六帖・椎本(しいがもと)】
京阪宇治駅の東南にある彼方(おちかた)神社が椎本の古跡です。【第四十七帖・総角(あげまき)】
宇治上神社の北側、大吉山の登り口にあります。
【第四十八帖・早蕨(さわらび)】
宇治神社の北側、散策道沿いにあります。
【第四十九帖・宿木(やどりぎ)】
旅館街を越えて宇治川左岸を50m上流にいったところにあります。
【第五十帖・東屋(あづまや)】
京阪宇治駅の東南にある東屋観音とよばれる石像が東屋の古跡です。
【第五十一帖・浮舟(うきふね)】
三室戸寺の境内、鐘楼のとなりにあります。
【第五十二帖・蜻蛉(かげろう)】
京阪宇治駅から三室戸寺に向かう小道の途中にある蜻蛉石が蜻蛉の古跡です。
【第五十三帖・手習(てならい)】
三室戸の府道京都宇治線沿いにあります。
【第五十四帖・夢浮橋(ゆめのうきはし)】
宇治橋西詰の南側にあります。
宇治十帖をゆっくり回るハイキングコースを紹介したサイトもございますので、こちらも参考にしながらの散策もいかがでしょうか?https://gurutabi.gnavi.co.jp/i/i_103719/
2 宇治源氏ミュージアム
平成10年に開館した施設です。復元模型や映像などにより、『源氏物語』や平安時代の文化に親しむことができます。秋には、源氏物語の世界の展示を見ながら紅葉も楽しむことができる施設となっています。また近くで美味しいランチを取られたり、その他観光名所も多々ありますので、お子様も一緒にゆっくりと一日を満喫できるのではないでしょうか?
源氏ミュージアムへの交通アクセス、料金、休館日等の情報については、宇治市のホームページ(https://www.city.uji.kyoto.jp/0000019036.html)などをご参照ください。
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