不動産(賃貸と購入どちらが得か?)

不動産は地価が必ず上がるといわれていた時代(平成2年迄)は買わないと損をする(土地神話)と言われてました。
土地が下がるのであれば、もちろん購入して売却すれば損失がでます。
まず、土地が下がらない(少なくても現状維持)のであれば長期保有する前提であればもちろん金銭的には購入した方が得になります。
賃料と変わらない住宅ローンの返済金額で購入できれば、住宅ローンを完済して売却すればその代金は手元に残ります。賃貸なら退去して精算すれば何も残りませんから金銭的な答えは明確です。

しかしながら、短期間で売却すれば、初期費用や諸経費などが必要になる分損失がでます。
転勤や実家へ帰る予定がある場合など長期的に住むことが確定していない場合は初期費用や諸経費が必要ない賃貸の方が無難な場合もあります。
車でも、購入とレンタカーがあるように車でも、利用される方の用途や事情により賃貸を選択するか?購入するか判断をされる必要があります。
また、購入して失敗して売却する事になればその場合も賃貸にすれば良かったと思う事もあるでしょう。
遠方から引越してきて地域の事を何も知らずに購入するよりもとりあえず賃貸で借りて地域の事を良く知ってから購入すると方法もありります。
①将来的に実家に住む予定がある。
②転勤や転職の予定がある。
③慣れない地域に住む。
④過疎化状態である将来的に地価が下がる傾向がある。
⑤金銭的メリットより利便性を追求する。
⑥離婚の可能性が無いとは言えない。
以上のような様々な事情で賃貸を選んだ方が良い場合もあります。

収益物件を購入して資産形成をされる方も多数おられますので、どちらが得か?という金銭的な
比較であれば長期的には購入の方が得ですが
昨今は様々な事情や考え方をしっかりと持って判断して頂いた方が良いと思います。

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