不動産賃貸経営の目的

不動産賃貸経営の目的

令和7年2月19日(水)宇治商工会議所
第28期会員大会で渋澤健氏の
渋沢栄一の「論語と算盤」から学ぶ

永続経営の秘訣の講演から不動産賃貸経営のヒントを幾つか頂きました。

★タンス預金が59兆円もある。
・100万円の束を1CMとすると590Kmとなる。~宇宙に届く距離
・現預金は1000兆円以上
~運用しない現預金が1000兆円もあれば経済成長は鈍化する~
「よく集め、よく散ぜよ」
簡単にいうと現預金をそのまま置いておかず資産運用をしましょうということです。

2024年、日本も空き家問題を抱えており900万戸(空き家率13.8%)と言われている。
固定資産税や維持管理費も必要なため、現預金を放置しておくよりたちが悪い。
また、空き地の数は含まれていないため、休遊不動産は更にある。
私は職業柄、空き家や空き地があると本当にもったいない気持ちになります。
不動産の資産活用をお手伝いさせていただき地域の活性化に寄与させていただかなければとつくづく思いました。

★少子高齢化により日本の人口は大きく減少する。
・世界の人口は大きく減少していない。
・若者の人口も増えている国もある。
・これからの若者は世界に眼を向けてビジネスを考えなければいけない。

当社でも様々な国の方に住まいをお世話させていただいてます。
日本人の人口は減って空き家が増えて地価が下がるというシナリオもあります。
しかし、日本は世界的に考えれば、とても住みよい国です。
日本に住む方や働く方が激減する訳でなければ地価が下がるとはいえない。
むしろ、インフレの影響で地価があがるシナリオもある。

キャピタルゲイン(売買益)だけで考えず、収益還元法で運用益が確保できる物件
を所有して運用することが大切なことであると確信しました。

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